生年月日1977年8月
職名講師
研究室B5-203
内線8336
E-mailhata.n@ses.usp.ac.jp
専門分野蔬菜園芸学、施設園芸学
担当科目植物生産環境論(院)、植物栄養学、生物資源管理学実験・実習Ⅰ、環境フィールドワークⅠ、Ⅲ、環境生物学実験
Webサイト本学研究者情報

研究概要

 蔬菜園芸学は野菜の発育、環境応答などの生物学的特性を明らかにし、野菜を安定生産するための種苗生産や栽培技術の開発、品種改良などを行う学問分野です。また施設園芸学は、温室や植物工場などの栽培施設において、様々な環境を最適に制御して、作物の効率的な生産を実現するための学問分野です。
 当研究室では、野菜の無機栄養に強いこだわりをもって、①野菜の付加価値を高める栽培技術や、②化学肥料の使用・排出量を少なくする栽培技術について研究しています。①においては、野菜にとって有害な作用も併せもっているアンモニア態窒素(NH4-N)や24時間日長(連続光)をうまく利用することで、特に植物工場野菜において、有用成分を増やしたり、有害成分を減らしたりする方法を検討しています。②においては、バイオマス発電の際に発生する副産物(メタン発酵消化液や鶏ふん燃焼灰)を肥料として利用することや、底面給水という技術を利用して、与えた肥料のほとんどを植物に吸収させることにより、化学肥料の使用量や肥料分の環境への流出を減らす方法を検討しています。

教育方針(研究室の運営)

 楽しくやりながら、気が付くと結果が出ている方針でいます。