生年月日 | 1983年12月8日 |
職名 | 講師 |
研究室 | B6-206 |
内線 | 8333 |
nakagawa.t@ses.usp.ac.jp | |
専門分野 | 家畜飼養学、飼料開発学 |
担当科目 | 家畜生産学、動物資源管理学、生物資源管理学実験・実習Ⅲ、環境フィールドワークⅡ、動物生産環境論(大学院) |
Webサイト | 本学研究者情報 |
研究概要
反芻動物はその特殊な消化機構(ルーメン)によって、人間が利用できない繊維を分解・消化し、自らの栄養源とすることができます。ウシは最もメジャーな反芻家畜であり、我々は乳・肉・皮革など多くの資源を得ることができます。また、家禽からは肉や卵を得ることができます。
戦後日本の畜産経営は集約化がすすみ、外国産飼料を大量に輸入・消費することで成り立っており、現状の体系では環境負荷が大きく土壌や水の汚染が懸念されています。我々の食を支える畜産業が、これからも高い持続性をもって発展していくために、地域循環型の生産方式を提案していく必要があります。ひとつの方法として、地域未利用バイオマス(資源)の飼料利用・飼料化技術の開発が挙げられます。農林業活動によって排出されるバイオマスには、家畜の飼料として活用すれば副次的な効果が期待できる素材があります。このような素材の有用性を科学的に検証し、地域循環型畜産の確立に貢献していきたいと考えています。
教育方針(研究室の運営)
研究室では失敗を恐れず、いろいろな事にチャレンジし、自ら壁を乗り越える精神力を身につけてもらいたいと思います。そのためにも、学生ひとりひとりに対して親身に対応できる教員でありたいと考えています。