生年月日 | 1969年1月 |
職名 | 教授 |
研究室 | B6-309 |
内線 | 8324 |
tirie@ses.usp.ac.jp | |
専門分野 | 応用微生物学 |
担当科目 | 応用微生物学、分子生物学、生物学実験、生物資源管理学実験IV、生物資源管理学実験V、環境フィールドワークII、環境フィールドワークIII、応用微生物学特論(院) |
Webサイト | - |
研究概要
シイタケ、ヒラタケなどのきのこは木質を白色腐朽することから白色腐朽菌とも呼ばれています。白色腐朽菌は木質を単独で完全分解することができる唯一のグループと言われています。木を含めた植物細胞壁は主にリグニン、ヘミセルロース、セルロースから構成されますが、それら全ての成分を白色腐朽菌は効率的に分解することができるのです。
刈草、落ち枝、間伐材、廃材など、我が国には多くの未利用植物バイオマスが存在します。これらを白色腐朽菌を利用した「発酵」で有用資源へと変換することができるかもしれません。本研究室では、未知の部分が多く残されている白色腐朽菌の木質分解能力を詳細に調べると共に、産業利用にむけた白色腐朽菌による植物バイオマス変換方法の開発を行っています。
その他、食品としてのきのこや他の微生物を用いた研究を行っています。具体的な研究内容は研究室のホームページに記載しています。
教育方針(研究室の運営)
大学は大人が大人に教える所です。自発的な学習を期待します。しかしながら、自由を享受するあまり、行うべきことを忘れたり、道を見失いそうになることもあるかもしれません。そのような場合は(できる限りきつめに?)力添えします。