生年月日1958年3月
職名教授
研究室B5-103
内線8321
E-mailokubo.t@ses.usp.ac.jp
専門分野水環境工学、水質工学、生態工学、水文学
担当科目陸面過程論(大学院)、環境水文学、水理学、生物資源管理学実験・実習Ⅹ、環境地球科学実験、環境フィールドワークⅡ
Webサイト本学研究者情報

研究概要

 琵琶湖とその集水域で発生している環境に関わる問題の解決に向けた研究を進めています。例えば、農業濁水の琵琶湖(水質と生物)への影響とその発生防止対策、河川における瀬切れ(瀬枯れ)の実態把握とその原因・対策検討、在来魚介類の減少要因の解明とその対策に関する研究などを進めています(参考資料:https://www.usp.ac.jp/info/v170/)。大きな視点では、森、川、里、湖の間の水や栄養塩のつながり・連環を意識した研究を進めたいと考えています。また、大学内にある実験圃場で水や物質の挙動に関する基礎的な研究を進める予定です。 

教育方針(研究室の運営)

 私はこれまで転職を3回ほど経験し(民間企業、大学、県の試験研究機関など)、50代半ばで県立大学に着任しました。これまでの人生経験から思うことは、コツコツとまじめに(創意工夫もしながら)仕事や研究を進めている人は、短期間ではよくわかりませんが、10年、20年という長期スパンでみると、自ずと周囲から認められるレベルになって行くということです。また、一人でできることは限られているので周囲の人との連携・協力もとても大事です。研究を通して様々な議論をする中で、今後の進路、人生を考えてもらえればと思います。