生年月日 | 1963年10月10日 |
職名 | 教授 |
研究室 | B6-208 |
内線 | 8334 |
sudo@ses.usp.ac.jp | |
専門分野 | 環境化学 |
担当科目 | 農薬環境学,実験Ⅶ(有機分析化学),実験Ⅷ(土壌分析化学)FW2,FW3など |
Webサイト | - |
研究概要
琵琶湖という科学的,社会的に非常に重要なフィールドを間近に持つ本学で,人間が作り出し,水環境中にごく微量で残留する化学物質(例えば農薬,マイクロプラスチック、医薬品など)の流出・残留メカニズムの解明とその予測,さらには流出抑制対策の立案を研究しています。
現在の主なテーマは,
1. 水田で散布された農薬が河川や琵琶湖にどれだけ,どのように,そしてなぜ流出するのかを,実際の観測データと大学内の実験で解析する。
2. 河川や琵琶湖に流出する農薬濃度をできるだけ正確に評価する方法を開発する。
3. 農地からマイクロプラスチックがどの程度河川や琵琶湖にどこから, どれだけ, どのように流出するのかを明らかにする。
4. 池や小さな湖が,農薬をどの程度分解できるのかを(浄化できるのかを)明らかにする。
などです。いずれにしても,当研究室では,実際の現場で起こっていることを見て,感じるところから研究がスタートします。
教育方針(研究室の運営)
研究は発想とよく言われますが,特に科学,経済,社会が関わる環境科学では,発想に至るまでのさまざまな基礎知識を,連携を密にしながら広い裾野を持って蓄えられていることが必須です。基礎を十分理解したうえで,実際に現場でおこっている現象やデータを解析できる力を養うことが当研究室のポリシーです。